二巻のあらすじ

さて、ライは金の扉の旅でソニアとともに、長兄ダークとその恋人でフリート市長令嬢

ファエナを独裁者オルトの手から無事救出。ウェルドの総督塔へ連れ帰る。

閉まった金の扉からどうやって入ったか? 見せ場です! お楽しみください!)

 

ライは、魔法の頭巾で4人全員の姿をかくし、

赤い羽根に助けられて煙突をのぼるうち、調理場で母リズベスの姿を垣間見る。

なつかしさに胸を突かれるひまもなく、のぼりにのぼり総督塔のてっぺんへ。

そこには、ソニアの友だちという総督令嬢アノーキが。

令嬢の居室にかくまってもらい一夜を過ごした四人。

翌朝は、ファエナをアノーキの手にあずけて、銀の扉の向こうへ。

(お嬢様どうしの確執アリ! 訳者楽しみました!)

 

銀の扉の向こうには広大な荒れ地。金屑が山盛りのゴミ捨て場!!??

ぶきみなカタツムリ集団。そして、ガリガリの不気味なボーンズ老人が!

 

ーンズの説明で、彼らが着いた荒れ地は「塩づけ場」と呼ばれていることが判明。

四人はボーンズの仲間に紹介??される。彼らは”ご主人様”と呼ばれる魔術に

だまされ、オルトから逃げ出してここまで来たものの、ご主人様にこき使われて、

ゲルと呼ばれる物質を地中から掘り出しているらしい。


「塩づけ場」からさらに「かす取り場」そして、ご主人様の奴隷が

ゲルを掘らされている「掘り場」。そしてついに捉えられ、”港”の砦へと

向かう四人が途中、出会う人々は?


「塩づけ場」にいたというショルトの生死は?

ご主人様の正体は?

ゲルの用途は?」

九つの魔法の品のうち、ここで初めて力が明かされるのは?


次項とともに、

どうかじっくりお楽しみください!








勇者ライと3つの扉

「勇者ライと3つの扉 1 金の扉」

著者/エミリー・ロッダ

翻訳/岡田好恵

イラスト/緑川美帆

メディアファクトリー

2014年7月18日刊